はじめに
皆さん、こんにちは。
本紹介ブロガーのラモスです。
今日はメンタリストDaiGoさんの著書『知識を操る 超時間術』という本を紹介します。
僕はこの本を、読書にハマった最初の方に読みました。
なぜこの本を買ったかというと、本を最後まで読み切ることができない状態が続いてしまったからです。
いわゆる、”積読”状態の本が増えていったのです。
そんな状態を改善するために、この本を購入しました。
この本の特徴は、科学的な根拠に基づいて書かれていることです。
また、とても実践しやすい内容になっています。
本書は、本を最後まで読みきれないという方や読んだ内容をすぐ忘れてしまうという方におすすめです。
以下のポイントに分けて紹介したいと思います。
- 読書に関する誤解
- 読書を始まる前が勝負
- 読み方
読書に関する誤解
この本では、3つの誤解が紹介されていました。
- 速読のうそ
- 多読のうそ
- 選書のうそ
世の中には「トレード・オフ」という考え方があります。
本を理解することと、早く読むことは「トレードオフ」の関係にあります。
この考え方は、以前紹介した『異端のすすめ』の1番最初に書いてありました。

また、僕が強く共感したのは3つ目の”選書のうそ”です。
なぜなら、僕は良い本というものは人や場合によって異なると考えているからです。
前回紹介した『すべては「好き嫌い」から始まる』という本にあった通り、好き嫌いは人それぞれ違います。

大事なのは、本を選ぶことではありません。
本から何を得るかがとても重要なのです。
読書を始める前が勝負
先ほど書いたように読書において、本から何を得るのかが重要になります。
そのためには、「メンタルマップ」が有効です。
これは、本を読む”目的”を明確にして、箇条書きにしたものです。
「メンタルマップ」を作ることには2つのメリットがあります。
1つ目は、モチベーションが続くということです。
本を読むのに挫折しそうになったときに、「メンタルマップ」を見返すことでモチベーションを維持することができます。
また、プロセスエコノミーも発動するでしょう。
詳しくは、以下の記事で紹介しています。

2つ目は、「カラーバス効果」と呼ばれるものです。
これは、あることを意識すると、無意識にそれに関する情報を集めてしまう現象です。
例えば、バイクについて調べたときに、車道にバイクが走っていてついつい目がいってしまった経験があるという人もいるでしょう。
「メンタルマップ」を作ることによって、「カラーバス効果」の恩恵を受けることもできるのです。
よって、本を読む前に、目的をしっかりと持ちましょう。
おしゃれな人は、あらかじめ買う服をイメージして買い物をするそうです。
読書も同じなのでしょう。
目的を決めてから、読書をするのです。
読み方
この本では、効果的な読み方について5つほど書いてあります。
その中で、僕が特に良いと思った3つを紹介します。
- 「視覚化」読み
- 「つなげ」読み
- 「要するに」読み
以上の3つです。
「視覚化」読み
小説などにはストーリーがあります。
そのため、話の内容を容易にイメージすることができます。
しかし、ビジネス書や実用書になると、話の内容がストーリーになっていないので、なかなか視覚化してイメージすることができません。
そんな時は、「論理構造」を意識しましょう。
つまり、前提・解説・結論を意識するのです。
僕がこの本を読んだ例だと次のように「論理構造」を組み立てることができます。
前提:どうしたら本を最後まで読み切ることができるのか
結論:本を読む目的を明確にして、メンタルマップを作る。
解説:これによってモチベーションを維持することができるから。
これについては『雑談の一流、二流、三流』にも似たようなことが書かれていたので、今後紹介します。
「つなげ」読み
これについては、僕がこのブログで記事を書こうとしている時に最も意識していることです。
過去に読んだ本・自分の経験・YouTubeやSNSなどで仕入れた情報を、今読んでいる本の情報とつなげるようにして読んでいます。
これを実践するようになってから、知識の定着率がよくなったように感じます。
皆さんも、色々なことを結びつけながら読書をしてみてください。
読んだ内容をすぐ忘れてしまうという方にはおすすめです。
『スマホ人生戦略』という本にもこの考えが出てきました。
スティーブ・ジョブスが言った「点をつなぐ」という考え方です。
「要するに」読み
これは、本をある程度読み終わったら、「要するに」でまとめていく方法です。
僕は、章ごとに読み終わったらマインドマップにまとめています。
以下が、僕がこの本を読んでまとめたものになります。

(※上手くまとめることができていないので、あんまりジロジロみないで欲しいです。)
さらに著者は、「『要するに』でまとめる時には”感情”を含めることがポイント」と言っています。
さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この本は、今回紹介したこと以外にもアウトプット方法などが書かれています。
コラムもとても充実していて、面白い内容です。
ぜひ手に取ってみてください!
【著作権者(著者、訳者、出版社)の方へ】
当記事では、本が好きという方に対して面白い本を紹介することを目的としています。
書籍上の表現をそのまま使うのではなく、自分の言葉で描き直すように心がけています。
また、本に対してネガティブな印象を与えないことはもちろん、ポジティブな印象を与えられるように記事を執筆しています。
しかし、万が一行き届かない点があり、記事の削除を望む所有者様がいましたら、お手数ですが、
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