はじめに
今回おすすめする本はホリエモンこと堀江貴文さんの『スマホ人生戦略』になります。
自分はこの本を手に取った時に、この本は著者の特別なスマホの使い方が書かれている本なのかなと思っていました。
しかし、違いました。
この本はスマホの使い方ではなく、スマホを使ってどう行動していくか、スマホを使って何を考えるかが書かれた本でした。
著者は世間の人々から、特別なアプリを入れていて、うまい儲け話を知っていると思われているそうです。
しかし、「スマホに入っているアプリなどは多くの人とあまり変わらないし、うまい儲け話などない」と言っています。
この本には全部で35個のスキルが書かれているのですが、厳選して3つだけ紹介したいと思います。
- スマホは身体拡張ツール
- 自分だけの価値を作ろう
- 長いメールは送るな
スマホは身体拡張ツール
著者は「スマホは使い倒すぐらい使わないと勿体無い」と言っています。
スマホ依存症だと言われても気にしないそうです。
なぜなら、スマホは人間だけではできなかったことを可能にしてくれる身体拡張ツールだからです。
つまり、メガネが人間の視力を補完してくれているように、スマホがあることによって人間のできない能力が拡張されているのです。
スマホは時間効率を高めてくれます。
しかし、まだまだ課題もあります。
スマホをずっと使っていることで、腱鞘炎になったり視力が低下したりしてしまうのです。
そのため、今後はスマホに変わるもっと便利なツールが登場するでしょう。
例えば、ウェアラブルという発想です。
また、著者は「ゆくゆくは人型のアンドロイドなどパートナー型へと変わっていくだろう」と言っています。
スマホの登場で人々の生産性が落ちたという研究もあります。
しかし、スマホを使った創造的な活動と課金制ゲームやアダルトサイトの視聴を一緒にしてはいけません。
スマホを使い倒して、時間効率をあげていきましょう。
自分だけの価値をつくろう
自分はこの本を読んで「お金だけが財産ではない」ということばがとても印象に残りました。
つまり、ハマった遊びも自分の財産であるということです。
また、遊びを楽しんでいる自分を発信すれば、自分だけの価値をつくることもできます。
その時に重要になる発想が「点をつなぐ」という発想です。
これは、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブスさんが言っていたことばだそうです。
ここで”点”とは、経験や情報のことです。
たくさんの経験をして、たくさんの情報を吸収するとたくさんの点を打つことができます。
すると、点と点が繋がり、新しいアイデアが浮かび上がるのです。
自分もたくさんの本を読んで、点と点を繋ぎ、繋がった点を紹介していきたいと思います。
情報をたくさん吸収することのメリットは他にもあります。
それは、不安がなくなることです。
メンタリストDaiGoさんも著書「超時間術」の中で、無知コンフリクトについて書いています。
長いメールは送るな
著者である堀江さんは「電話で話したがる人と関わるな」と主張しています。
なぜ関わってはいけないのかというと、電話は相手の時間を奪ってしまうからです。
相手が知りたいのは「イエス」か「ノー」かです。
自分もバイト先の社員の方から、LINEで「明日バイト入れない?」と聞かれたら、即座に「イエス」か「ノー」かを返信したいと思います。
最後に一つだけ自分の主張を言わせてください。
それは”友達との電話は例外である”ということです。
電話してくる人と関わるなという著者の主張通りにしていて、もし友達が電話をかけてきた場合、友達との縁を切ることになってしまいます。
そんなことはあってはいけません。
これは個人の価値観の問題ですが、自分は友達との電話の時間は至福のひとときだと思っています。
もちろん、時間効率を上げることは大切です。
しかし、プライベートに関しては時間の浪費こそ幸福なのです。
また、どうしても電話をかけなくてはならない時の解決法を『アウトプット大全』の著者である樺沢さんが提案してくれています。
それは、相手がメッセージを送った直後です。
相手がメッセージを送った直後であれば、相手が何かの作業に集中している可能性は低いです。
なので、どうしても電話をかける必要があるときは、相手がメッセージを送った直後などに電話するといいでしょう。
さいごに
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
スマホについては、こちらの本もおすすめです。

堀江さんの本はとても賛否が分かれる本だと思います。
いい本と悪い本は人によって違います。
賛否が分かれる本を読んだ後に、自分の頭で考えることが大切だと僕は思います。
この本を手に取って、自分の考えを構築してみてください。
【著作権者(著者、訳者、出版社)の方へ】
当記事では、本が好きという方に対して面白い本を紹介することを目的としています。
書籍上の表現をそのまま使うのではなく、自分の言葉で描き直すように心がけています。
また、本に対してネガティブな印象を与えないことはもちろん、ポジティブな印象を与えられるように記事を執筆しています。
しかし、万が一行き届かない点があり、記事の削除を望む所有者様がいましたら、お手数ですが、
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